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甲子園ラガーさん問題、大人として恥ずべき行為 「8号門クラブという闇」

スポーツ・エンタメ

TVで夏の甲子園を見ていると、バックネット裏の観客席にひときわ目立つラガーシャツに黄色い蛍光帽の観客がいる。それが「ラガーさん」だ。いつ見ても、そこにいる。毎日同じ席に座っている。数年前から話題になり、甲子園名物としてメディアなどにも取り上げられているようだ。しかし、この「ラガーさん」の行動には、どうやら問題があるらしい。

 

■「ラガーさん」はどうして毎日特等席を確保できるのか
バックネット裏というのは、野球観戦において最良の席のひとつである。そこを毎日確保できるというのは、至福であり至難である。なぜ、ラガーさんは毎日あの席を確保できるのか?
これが、毎日頑張って早起きして行列の一番先頭に並んでいる、というのなら全く問題ない。しかし、この座席獲得合戦には「8号門クラブ」という団体が大きく絡んでいるのである。

 

■「8号門クラブ」とは一体なんなのか?
8号門クラブとは、いってみれば「集団で甲子園の良い席を確保する団体」である。ラガーさんも所属しており、総勢100名程度の団体だそうだ。この8号門クラブの問題点を箇条書きで以下に記す。

・バックネット裏および試合後の8号門を事実上私物化している
・甲子園球場ではその日の試合終了後、一度球場を空にしてからでないと翌日の行列として並ぶことはできない。8号門クラブは球場を最後に出てすぐ最前列に並んでいる。大会関係者も事実上これを追認しており、他の高校野球ファンが8号門の先頭に並ぶことは事実上不可能である。
・団体以外の観客がバックネット裏の席を確保した場合、その観客がトイレなどに立った隙にその席を横取りしたり、その席を移動するよう恫喝する

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(8号門の様子) 

 

■偽ラガーさんが出現
そして今回、ラガーさんが問題となたのは、偽ラガーが現れたためである。この偽ラガーは前日の試合中から並んで、ようやくバックネット裏の席を陣取ったらしい。しかし、「8号門クラブ」からの威圧、恫喝に合い、別の席に移動させられてしまったのである。
この甲子園バックネット裏の状況は容認されていていいのだろうか。

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(偽ラガーのtwitter) 

 

■甲子園球児とは対照的ないやらしい大人、恥ずかしいと思え
私はこの惨状を知った時、本当に恥ずかしいことだと思った。誰だって、いい席で観たい。バックネット裏は、大会全日程の通し券(約2万円程度)であるらしいが、席は自由席である。そうであるならば、特定の団体が占領するなどということは、あってはならない。一生懸命に勝利を目指す高校球児たちを前にして、恥ずかしいと思わないのだろうか?
現在の状況は、8号門クラブの活動(8号門の私物化、行列の先頭確保、バックネット裏での恫喝など)を容認している、甲子園球場管理者サイドにも大きな問題がある。
この問題を知ってから、バックネット裏に映るラガーシャツが気になって仕方ない。不愉快な気持ちになる。せっかくの甲子園が台無しだ。早急な問題解決を望む。

 

28.3.20 追記

2016年のセンバツ高校野球選手権が始まりました。
件のラガーさん問題は、その後なんと甲子園バックネット裏が野球少年のための指定席になる、という解決を迎えました。ラガーさんは今年、三塁側の最前列で観戦しているそうです。
誰もがおかしいと思っていたことが、改善されていくのは非常に清々しいことです。今年も気持よく高校野球を楽しみましょう。

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