さようなら、憂鬱な木曜日

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さようなら、憂鬱な木曜日

サラリーマンの投資ログなど

「会社員ブロガーと専業ブロガーは圧倒的に違う」 専業は無職であるということを自覚しているのか

ブログ

インターネット上では、様々なブログが存在している。著名な人のブログから、無名のアイドルのブログ、そして企業に勤める有名人からただの会社員まで。面白い記事を読んだ後にプロフィールを見て、その人の人となりを感じるのは楽しい。私が読んでいるブログのほとんどは、ブログでしか名前を見ない人たちだ。彼らのほとんどは、会社員である。しかし、プロフィールに「専業ブロガー」と書いている人を見つけると、ちょっと複雑な気分になるのである。

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■会社員とブログ

会社員とブログの距離感というのは、非常に適切である。
多くの人にとって、ブログは趣味のひとつになりうる。お金もかからないし(むしろ貰える場合さえある)、特定されるような個人情報を書かなければ、リスクもない。会社を終えて、通勤電車の中でブログに書く内容を考えるのは楽しい。うまく行けば、自分の書いたものに対して反応がもらえる。週末にギャンブルに明け暮れたり、借金をしてまでアイドルを追いかけたりするよりは、よっぽど健全な趣味だ。
10年前までこんな趣味は存在しなかった、あるいはごく少数にしか享受されていなかった。今では誰でも始めようと思えばすぐに始められる。
しかし、趣味は、安定した職を持ってこそ、落ち着いた心を持って楽しめるのだ。

 

■専業ブロガーは無職であることを自覚しているのか

専業ブロガーとか言ってるが、要は無職である。ブロガーという職業など、ない。もし専業ブロガーで月50万円稼いでますけど何か?という人がいたとしても、私は気の毒な表情でしかその人を見ることができない。それはビジネスモデルでもなんでもない。たまたまブログに訪れた人が記事を読んで、広告をクリックして、そこから少額のお金が発生しているだけである。これは商売ではない。
類似した職業にライターがあるが、ライターは文章でお金を貰っている。ぜんぜん違う(でもフリーライターって、なんかちょっとその日暮らし感あるけど)。
最近、アップルが広告の表示を制限するアプリを発表した。今は有料アプリで一部の人しか導入していないようだが、例えばこのアプリがiPhoneに標準装備されたらどうだろうか。収入は半減するだろう。あるいは、Googleが広告事業をやめたらどうなる?
ブログはいつ無収入になってもおかしくない。会社だっていつ潰れるかわからないじゃないか、という人がいたら、そんないつ潰れるかわからないような会社は今すぐに辞めたほうが良い。

 

■会社員ブロガーは絶対に会社員のままでいるべきである

私が定期的に訪問しているブログのほとんどは会社員のブログである。彼らの中にはプロ並みの文章を書く人もいるし、ブログから得られる収入が、お小遣い程度以上の人もいるだろう。ブログ収入だけで生活できる人もいるかもしれない。
しかし、会社を辞めてブログだけで生計を立てていこうと考えている人は、絶対に止したほうが良い。
東京でさんざん消耗して、会社を辞めて四国に逃げ、負け犬の遠吠えを続けている某ブロガーがいるが、彼は気の毒である。彼は専業ブロガーになることを啓蒙しているが、おそらく不安で仕方ないのだろう。だから、自分のやっていることを自分の中で正当化するために、他人にも薦め、他にも自分と同じような人がいるという事実を持って安心しようとしている。
専業ブロガーというのは、一種の宗教である。彼を見て、会社を辞めた信者に対しては、本当に哀れな気持ちでいっぱいだ。私はこれ以上、専業ブロガーになると言って人生を捨てる人を見たくない。
ちょっと前にYoutubeが「好きなことで、生きていく」と言ってYoutuberになることをそそのかすような広告を大々的に打っていたが、私はあの広告が恐ろしかった。Youtuberだって無職である。稀有な高収入者をピックアップして「ほら、あなたもYoutubeだけで暮らせますよ」というのは、よくある詐欺広告と似た胡散臭さを拭えなかった。

 

■会社員だからこそ面白い記事が書ける

会社勤めというのは、ストレスも貯まるが、刺激もある。色んな人に出会わなければならないし、コミュニケートしなければならない。しかしそれは、人生経験として着実に自分の中に蓄積していくものである。そういったひとつひとつの刺激や経験が、無名の個人ブロガーが面白い記事を書くためには必要なのではないか、と感じる。仕事で得た知識を記事にして、高い評価を得ている人もいる。無名だからこそ、純粋に文章だけで勝負できる環境というのも、会社勤めの個人としては恵まれているのかもしれない。自分の能力がここまでダイレクトにリアルタイムに評価される環境なんてなかなかないのだから。