さようなら、憂鬱な木曜日

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『ピコ太郎』とは何者か?『PPAP』とは何か?(動画あり)/遅咲き古坂大魔王のブレイク

スポーツ・エンタメ スポーツ・エンタメ-ピコ太郎

先日、TBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」を聴いていたら、爆笑問題の二人がこんな会話をしていた。

太田「だから今、『ピコ太郎』が凄いからさ」
田中「今もう世界だからね、『ピコ太郎』は」

ピコ太郎?

私は、爆笑問題のことについては知らないことはないと言ってもいいぐらいだが、一体彼らが何の話をしているのかわからなかった。

話の流れからすると、爆笑問題が若手時代から一緒にやってきたお笑い芸人仲間である古坂大魔王(元底抜けAIR-LINE)のことについて話しているようだ。

古坂大魔王は知っている。でも、ピコ太郎ってなんだ?ピコ太郎が、今、すごいのか?

疑問が拭えなかった私はいろいろと調べてみることにした。

『ピコ太郎』とは?

私はグーグルなどを駆使してピコ太郎について調べてみた。すると、この動画がヒットした。まずは、Youtubeの以下の動画を見てほしい。

これは「PPAP」という曲?で、ピコ太郎が出演する動画だ。

ピコ太郎がリズムに乗りながら、まずはペンをアッポー(りんご)に刺す。これで、「アッポーペン」が完成する。

同じように、ペンをパイナッポー(パイナップル)に刺す。「パイナッポーペン」の完成だ。

最後に、「アッポーペン」と「パイナッポーペン」を合体させる。なんと、「ペンパイナッポーアッポーペン」が完成した!

あなたには意味がわかっただろうか?私には全くわからない。

しかし、この不思議な動画の再生数を見てほしい。なんと、約2,600万回再生されているのだ!(28.10.7現在)

2,600万回再生というのはすごい。要するに、今、このピコ太郎の「PPAP」という動画が大流行しているみたいなのである。

 

ピコ太郎はなぜブレイクしたのか?

なぜピコ太郎の「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」はここまでブレイクしているのだろうか。

まず、ブレイクの引き金となったのは、世界的ポップ・ミュージシャンのジャスティン・ビーバーがTwitter上でこんなつぶやきをしたのがきっかけだ。

ジャスティン・ビーバーのフォロワーは8,000万人以上である。そんなジャスティンがお気に入り動画として紹介したツイートがきっかけで、この動画「PPAP」は瞬く間に世界に広がることとなった。

なぜジャスティン・ビーバーがこの動画をピックアップしたのかはわからないが、何か若者の琴線に触れるものがあったのだろう。

一気に広まった「PPAP」人気は世界で拡大し、アメリカの大手テレビ局CNNやイギリスの大手テレビ局BBCが、この不思議な動画とピコ太郎を取り上げた。(以下、日本語版です)

CNN.co.jp : ピコ太郎の「パイナッポーペン」動画、世界で大流行

「ペンパイナッポーペン」がネットを席巻したわけ - BBCニュース

現在もなお、若者を中心に、大流行している模様である。

 

ピコ太郎は一体何者なのか?

ピコ太郎は「千葉県出身のシンガーソングライター」とプロフィールにあるが、実際は青森県出身のお笑い芸人古坂大魔王(古坂和仁)である。

一応、古坂大魔王はピコ太郎との同一人物を否定し、関係を「盟友」という設定にしているようである。古坂大魔王の所属事務所も、ピコ太郎については「謎」とコメントしている。

私にとって、そのあたりの設定は、まあお飾りみたいなもので、古坂大魔王が何かやってるな、という感じだ。

冒頭にも少し触れたが、もともとピコ太郎こと古坂大魔王は「底抜けAIR-LINE」というお笑いコンビ(元々はトリオ)で活躍していた。数々のお笑い芸人がブレイクした伝説の番組『ボキャブラ天国』でもレギュラー出演しており、古いお笑いファンなら知っているだろう。

その後、2003年にお笑い活動を休止し、テクノ・ユニット「ノーボトム!」を結成し、クラブイベントなどで音楽活動をしていたようである。私は詳しく知らないが、その界隈の方からの評価は高く、精力的に活動していたようだ。

2008年に音楽活動も行き詰まり、お笑い芸人としての活動を再開したが、何度かブレイクしそうになるものの、尻切れトンボで終わってしまい、なかなか世に出ることは少なかった。

爆笑問題の太田さんはラジオで何度も言っているのだが、「楽屋で一番面白いのは古坂」らしく、くりぃむしちゅーの上田さんも同意見らしい。同業者からの評価は高い古坂大魔王だったが、ずっと苦しい時期が続いた。

そこにきて、この「ピコ太郎」である。どんなかたちであれ、これは「ブレイク」と言っていいだろう。

ピコ太郎を語る爆笑問題は、呆れながらも本当に嬉しそうだった。昔からの芸人仲間が、やっと評価され始めた。それが嬉しくないはずがない。そんな爆笑問題を見て、私も嬉しくなった。

 

『PPAP』はなぜ外国人にウケるのか?

朝のニュース番組でピコ太郎のブレイクを取り上げているのを観た。その番組では、日本にいる外国人にピコ太郎の『PPAP』を見てもらい、何が面白いと思うのか、を聞くという構成。その結果、判明した『PPAP』のブレイク要因は以下の3点だった。

  1. 動画の長さが短いこと(約1分)
  2. 誰でもわかるやさしい英単語を使っていること
  3. 怪しく興味を引く風貌

こうしてポイントを挙げてみると、確かに世界でウケてもおかしくないな、と思う。

個人的には、「子供でも分かるような面白さ」を醸し出しているところもひとつの要因かな、と感じている。

 

まとめ

はっきり言って、私にはこのピコ太郎がなぜこんなにウケているのは全くわからない。なんとなく耳に残るリズムとフレーズが、ウケているのだとは思うが。

しかし、動画が面白いか面白くないかなんて、私にとっては二の次で、重要なのは「古坂大魔王が日の目を見ている」ことなのだ。

実際に近くで見てきたわけではないが、爆笑問題を追い続けてきた自分にとって、底抜けAIR-LINEは仲間であるし、古坂大魔王は戦友だ。ずっと日陰で活動してきた古坂大魔王が、今、表舞台に立とうとしている。そんな状況が、本当にうれしい。「古坂さん、良かったね!」と、心から祝福したい。

今後、「ピコ太郎」がどのような展開を見せるのかわからないが、活躍を楽しみにしている。

 

28.10.9 追記 世界134か国で同時配信スタート

当初、Youtubeの配信だった「PPAP」ですが、10月7日に世界134か国で同時配信がスタートしました。配信曲は「PPAP」を含めた以下の4曲です。

・ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)
・ロミータ・ハシミコフ
・ピコ太郎のテーマ
・KASHITE KUDASAIYO

レコチョクなど国内主要配信サイトの計10部門の同日付デイリーチャートで1位を獲得しているようです。まだまだピコ太郎の勢いは止まりません。

 

ピコ太郎(PIKOTARO)PPAP (@pikotaro_ppap) | Twitter

公式ピコ太郎歌唱ビデオチャンネル - YouTube

ピコ太郎 |曲(シングル)【レコチョク】

 

28.10.29 追記 ギネス認定&『PPAP』ロングバージョンが公開

その後も勢いが止まらないピコ太郎とPPAPですが、なんとギネス記録に認定されてしまいました!

その記録とは「全米ビルボード・ソングトップチャート100に入った世界最短の曲」ということです。

さらに勢いに乗って、『PPAP』のロングバージョンも公開されました。基本的に構成は変わりませんが、動きがさらにコミカルになっていて、けっこうおもしろいです。個人的には最後の意味不明な手の動きが気になります。

 

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