さようなら、憂鬱な木曜日

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さようなら、憂鬱な木曜日

サラリーマンの投資ログなど

「私が高級ティッシュしか使わない理由」/モノの効用を見極めるということ

生活 生活-高級ティッシュ

私はいつもティッシュを買う時は、鼻セレブか相応の高級ティッシュを買うようにしている。3箱で大体500円くらい。自宅で使うものはもちろんそうだし、会社では支給される安物ティッシュは使わずに、自己負担で買ってきて、それを使っている。

トイレットペーパーも良いものを使っている。12ロールで1,000円くらい。白壇の香りという製品で、手触りがなめらかなのはもちろんのこと、高貴な香りを漂わす。

この話を同僚にしたら、「えー!どんだけ贅沢だよ」と言って驚かれた。少し批判的なニュアンスも混じっていたように思う。

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高級ティッシュを買う意味

確かに、普段使う日用品、しかも日々消費されていくものに対して、少しでも安いものを買いたい、という気持ちはわかる。ティッシュやトイレットペーパーなんて、安ければ安いほど良い。そういう価値観の人がいるのも、当然理解できる。

しかしながら、私は、そこをケチりたくない。良いものを使いたいのだ。

私は高給取りでもないし、セレブでもない。ごくごく普通のサラリーマンだ。贅沢な暮らしが出来るほどの給与はもらっていない。

それじゃあ、なぜそこで高級品を買うのか?それは、支払う対価に対してのリターンが大きいからである。支払った金額以上の満足が得られるからである。

 

年間数千円で、生活の質が上がったように思える

たとえば、ティッシュやトイレットペーパー。月に何度も買うわけではない。そして、廉価な製品と比べても、せいぜい数百円の差である。月に数百円。年間数千円。廉価品との差額をそれだけ支払うだけで、私にとっては生活の質が少しでも上がったように思える。実際に上がったか上がっていないかはどうでもいい。上がったように思えるだけで、非常に価値のあることだ(例えばこの差額が、年間数万円や数十万円となると考えものだが)。

つまり私は、それほど負担にならない金額で、その支払う金額以上の効用*1が得られるなら、喜んで支払うということだ。

私には、この効用や価値をしっかりと見極めず、単純に安いから、といった理由で購入し、良い買い物をしている気になっている人を見るのが耐えられない。長期的に見れば、きっとそれは、良い買い物ではない。

 

80円のバナナと100円のバナナ

もっとわかりやすい例を出そう。

スーパーに行って、1本80円のバナナと1本100円のバナナがある。80円のバナナはすでに少し黒ずんでおり、実も心なしか寂しい。100円のバナナは素晴らしい色合いで、実もはちきれんばかりに張っている。

私なら、迷わず100円のバナナを買う。20円プラスすれば明らかに良い物が買えるのに、買わない意味がわからない。

要するに、ここで安いからといって80円のバナナを買う人と私は、きっと話が合わない。

「ただひたすらに安いものを追い求めること」と「割安なものを求めること」は全然違う。

今の例は、食品だからわかりやすいが、世の中にあふれる製品やサービスは多種多様だ。それぞれに、価値や効用を適正に判断する能力が求められる。

 

プラス1,000円で座れるワングレード上の座席

もうひとつ例を出そう。

あなたが飛行機で東京から福岡に出張に行かなければならないとする。航空会社はJALだ。JALには+1,000円でワングレード上の座席に変更できるクラスJというプランがある。もちろん、クラスJにする場合は、会社から旅費は出ない。自己負担だ。

私は座席の空きがあれば、クラスJにするだろう。たったの1,000円で2時間のフライトがより快適なものになるのであれば、それを惜しむ理由はない。「2時間の快適なフライト」という概念を効用として認識できるかどうかが重要だ。

当然、個人個人の趣味嗜好によるところは大きいだろうが、「クラスJを選択するかどうか」を検討もしない人は、価値や効用の判断を放棄していると言えないだろうか。

 

それが価格に見合うモノなのか問い続ける

私はモノを買う時に、いつでも「安いかどうか」より「割安かどうか」という視点で判断をする。誰だって安くて良い物を買いたいだろう。しかしながら、本当に良い買い物をするには、類まれな想像力が必要だと思っている。それが自分にどんな効果をもたらすのか。気持ち良いのか、心地いいのか、そして、それは価格に見合うものなのか、価格以上のものなのか。

私は冒頭に上げたティッシュやトイレットペーパーが、価格以上に私の生活を豊かにしてくれていると確信している。だから、廉価品に比べると高いけれど、買っているわけだ。贅沢をしているという認識は全く無い。むしろ、良い買い物をしているという満足感しか無い。

毎日、そういった視点を持ちながら、物事の本質を見極める訓練をしている。

*1:経済学用語で、人が製品やサービスから得られる満足の度合い、あるいは使用価値のこと