さようなら、憂鬱な木曜日

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サラリーマンの投資ログなど

女性専用車両に乗っている一部の女性の方、何か勘違いしてませんか?

私は今まで「女性専用車」について、しっかりと考えたことがなく、特に違和感なく日常のもの、として受け入れていました。そういう声があるならそれでいいんじゃないの、くらいの気持ちでした。

しかし先日、YouTubeで女性専用車に関する衝撃的な動画を見て、「女性専用車」というものをしっかりと考えなければならない、と思い改めました。

まずはその動画を見ていただければと思います。

 

動画の概要

  • 女性専用車両に男性客が乗車
  • 女性客が注意し、男性客が降車を拒否すると「痴漢のようなものだ」と発言(したとされる)
  • 女性客が駅員を呼んで対応を求める
  • このトラブルにより電車は遅延
  • 駅員が到着。「女性専用車両は男性客が乗ってはダメなものではない」と説明すると、車内からは大ブーイング(1分30秒頃)
  • 女性客は威圧的な態度で男性に降車を求めるが、男性客は拒否
  • 女性客が車両内の女性に対し「降りてほしい人ー?」と問いかけ、大勢の女性が「はーい!」と反応(2分25秒頃)
  • 「降ーりーろ!」「降ーりーろ!」の大合唱(2分35秒頃)
  • 最終的に問題の女性客と男性客が降車

 

 

女性専用車車両に乗っている一部の女性の方、勘違いしてませんか?

まずはじめに語られなければいけないのは、「女性専用車両は男性客その他乗客の協力のもとに成り立っている」ということです。

「女性専用車両」に法的根拠はありません。

同じ乗車料金を払っており、一般車両に乗る権利がある以上、女性専用車両に乗ることを禁止されているわけではありません。

この動画に写っている女性たちは、「男性は女性専用車両に乗ってはいけない」「女性専用車両は女性の権利」「女性専用車両に乗ってくる男性はそれだけで悪人」というような認識を持っている気がします。

それは絶対に違います。

たしかに女性専用車両は「痴漢などの悪質な行為を未然に防ぐ」ことを主な目的として設置されたものです。

しかし、一部の悪質者を除いてほとんどの男性客はそのような犯罪行為とは程遠い男性客です。

そんな男性客に対してまで敵意を向ける必要がどこまであるのでしょうか。

女性が女性専用車両に乗ることができるのは「権利」ではなく、「協力のもと」ということを理解しなければ、物事は間違った方向へ進んでいきます。

 

電車を遅延させているのは誰か?

この動画において、この「女性専用車両トラブル」によって電車は大幅に遅延しています。他の乗客に大きな迷惑が掛かっています。

これは誰のせいか?間違いなく、いちゃもんを付けている女性客のせいです。

女性専用車両を「権利」だと勘違いしているから、男性の「権利」を理解できずに、駅員を呼んで対応までさせています。

はっきり言って大迷惑です。嫌ならこの女性客が下りればいい。

この動画の男性客にはYouTubeのコメント欄でも批判が集まっていますが、私は彼を悪質な人間だとは思えません。彼は彼なりに、自分の権利を主張しているだけのように思えます。

それは、動画に出てくるような勘違いした女性客がいるからです。

勘違いした女性客は、公共交通機関を遅延させ、多くの人に多大な迷惑をかけていることを理解するべきです。

 

女性差別ではなく、男性差別でさえある

この動画を見て私は怒りさえ覚えました。

ただ乗車しているだけの男性客に対して「痴漢のようなものだ」という発言、「下りてほしい人ー?」「はーい!!!」という小学生でもやらないような稚拙な同調圧力、そして「降ーりーろー」コール。いったいなんなんですかこれは。ここまでくると、もう「男性差別」です。

男性は乗る権利があるのに、迫害と言っていいほどの侮辱を受けています。

一部の悪質な犯罪者と一般の善良な男性客を同一視して、まるで彼も犯罪者のように扱っているような印象さえ受けます。

私は今まで女性が安心して通勤通学できるなら、犯罪の抑止につながるなら女性専用車両はあっていいものだ、と思っていましたが、こんな状況になっているなら、女性専用車両は運用できないと思います。

女性が女性専用車両を正しく理解し、認識し、その上で乗車しないと、今回のようなダイヤの乱れは日常的になってくるでしょう。

 

別の手法による犯罪対策ももっと議論されるべき

私は「女性専用車両」に反対しているわけではないし、痴漢などの犯罪行為は断固として許されるべきではないと思っています。

しかし、痴漢行為を防ぐためには、女性専用車両という解決策が最善で唯一とは思いません。犯罪対策という視点で言えば、個人的には監視カメラ設置車両の導入だって方法としてありだと思っています。

そもそもが、異常な乗車率のラッシュ時における通勤電車が問題の根源です。

現在東京都は満員電車を解消する取り組みを諸々行っているようですが、やはり「満員電車の解消」がもっともスッキリして、万人が快適に過ごせる問題解決法だと私は考えます。

その手法は、別に鉄道会社だけの問題ではなく、例えば都心の会社がフレックスタイムを導入して時間差通勤を推奨したりするなど、いろんな角度から検討されるべきです。

もうそれらはすでに導入されていたり、徐々に広まっているとは思いますが、さらに積極的に導入を推進したり、他の手法についても引き続き議論し、解消に向けた動きを止めないことが重要だと思います。

誰もが快適に安心して過ごせる公共交通機関を望みます。

 

追記 イギリスの女性専用車

イギリスでは、女性専用車の導入に女性が強く反対しているそうです。それは、

  • 女性専用車は優先ではなく専用(男性禁止)
  • 女性は女性専用車にしか乗れない

という制度設計が問題になっており、これに対して、女性たちが「女性差別だ」と憤っており、導入が進まないようです。

日本とは全然違った角度で争われており興味深いです。